気づきにくい水漏れの予防策としての漏水センサー
- rakuya
- 2 日前
- 読了時間: 3分

暮らしを守る「小さな見張り役」
水まわりのトラブルの中でも、**漏水(階下漏水・床下漏水)**は発見が遅れやすく、被害が大きくなりやすい問題です。
漏水は、床下や壁内など目に見えない場所で静かに進行することが多く、気づいたときには 床材の腐食や階下への浸水 といった深刻な状態に発展しているケースもあります。
その被害を「早期に」知らせてくれるのが、漏水センサーです。水を検知するとアラーム音で知らせることで、トラブルをいち早く発見することができます。
漏水センサーとは
水滴や溜まり水に反応してアラーム音を鳴らす小型のセンサーです。床面や機器の下に設置しておくことで、家庭内で発生する小さな水漏れでも気づくことができます。
主な設置場所
洗面台の下(排水トラップ・止水栓周り)
キッチンシンクの下収納内
食洗機や浄水器などの周辺
洗濯機パン内
トイレタンク周り
給湯器・エコキュート周辺
床下点検口付近
置くだけ/貼るだけ/設置工事不要 のものが多いのも特徴です。
なぜ漏水センサーが必要なのか
1. 早期発見につながる
漏水は、日常生活の中では気づきにくいものです。
発生場所 | 発見が遅れる理由 |
キッチンや洗面の収納内 | 扉を開ける習慣が少ない |
床下・壁内 | 目視できない |
洗濯機周り | 音や湿気に紛れやすい |
そのため、漏水に気づいたときには被害が進んでいることが多くあります。漏水センサーなら、水が触れた瞬間にアラームが鳴るため、被害を最小限に抑えることができます。
2. 安心して生活できる
「もしかしたら漏れているかも」という不安は、日常生活の中でじわじわと心に負担をかけます。センサーが設置されていることで、
夜間や外出中の不安が減る
賃貸マンションでの階下漏水トラブルを防ぎやすい
住宅設備に対する余計な心配が減る
など、心理的な安心感が生まれます。
3. 経済的な損失を防ぐ
漏水は、時間が経つほど修復費用が大きくなります。
被害例 | 想定される費用 |
床材・内装の張り替え | 数万円〜数十万円 |
階下への漏水損害 | 10万円〜100万円以上のケースも |
カビ・腐食による再施工 | 長期の補修が必要となる場合あり |
一方で、漏水センサー本体は 1,000〜3,000円程度 のものが一般的です。費用対効果の高い住まいの予防策 といえます。
どんな住まいに特におすすめか
住まいの状況 | おすすめ理由 |
マンション | 階下漏水による賠償リスクが大きいため |
築10年以上の住宅 | パッキンや給水管部材が経年劣化する時期 |
設備機器が多い住宅 | 洗濯機・食洗機など複数箇所で漏水リスクあり |
不在時間が長い世帯 | 留守中の事故を防ぎやすい |
設置は簡単です
床面に置く
収納内に水平に置く
年に1回、電池切れとアラーム動作を確認するだけ
家しごとラクヤでも 設置場所のアドバイス や 動作確認の方法説明 が可能です。
まとめ
漏水センサーは、水漏れの早期発見に有効な小さな見張り役
被害が大きくなりやすい漏水トラブルを、最小限に抑えられる
心理的な安心感 も大きい
低コストで導入でき、費用対効果が高い
マンション・築年数が経った住宅・設備機器の多い家庭に特におすすめ

