お風呂のお湯が出ないときに確認したいこと
- rakuya
- 11月27日
- 読了時間: 3分

状況の整理と基本的な対処方法
お風呂に入ろうとした際に、お湯が出なくなってしまうことがあります。特に寒い季節は不安や焦りを感じやすいものですが、まずは落ち着いて、状況を整理していくことが大切です。
本記事では、お風呂のお湯が出ないときに確認したい 基本の3つのポイント と、考えられる原因と対処の目安についてまとめました。
1.お風呂のお湯が出ないときに確認すること
① 他の場所ではお湯は出ているか
まず、キッチン・洗面台・シャワーなど別の場所でお湯が出るかどうかを確認します。
状況 | 考えられること |
家中どこでもお湯が出ない | 給湯器全体やガス供給に関する問題の可能性 |
お風呂だけお湯が出ない | 水栓まわりの部品・浴室配管の問題の可能性 |
「どこでも出ない」か「お風呂だけ出ない」かで、対応先は大きく変わります。
② 水は出るか、お湯だけ出ないか
水が出るかどうかも重要な判断材料です。
水もお湯も出ない場合 → 断水・配管トラブルなど、給湯器以外の可能性
水は出るが、お湯だけ出ない場合 → 給湯器またはガス供給に関する可能性が高い
③ リモコンにエラー表示は出ていないか
給湯器リモコンに 番号・記号 が表示されている場合、エラーコードの可能性があります。取扱説明書またはメーカーサイトで確認できます。
※ エラー内容により、対応先(ガス会社・メーカー・専門業者)が判断できます。
2.お湯が出ないときに考えられる主な原因と対処
給湯器の設定が変わっている
温度設定が低くなっていたり、エコモードになっていると、お湯が出ないように感じることがあります。一度 設定温度と運転モード を確認します。
ガス供給が止まっている
地震や圧力異常があると、ガスメーターが自動的に停止することがあります。ガスメーターに「点滅」などが表示されていれば、復帰操作を行います。
ガスのにおいがする場合は、無理に操作せずガス会社へ連絡してください。
給湯器自体の不具合
使用年数が 10年前後 の給湯器は、部品劣化により、お湯が出にくくなることがあります。
異音がする
何度も追い焚きが止まる
エラー表示が繰り返し出る
このような場合は、修理または交換のタイミングの可能性があります。
配管の凍結・詰まり
特に冬季は、屋外配管が凍結している場合があります。
配管にタオルを巻き、ぬるま湯をゆっくりかける
ドライヤーで少しずつ温める
※ 熱湯は配管破損の原因となるため 避けてください
改善が見られない場合は、専門業者に依頼が必要です。
3.原因がわからない場合は、相談先を分けて考える
状況 | 相談先 |
お風呂だけお湯が出ない | 水道業者(カートリッジ・フィルター詰まりの可能性) |
家中でお湯が出ない | 給湯器の修理・交換業者 |
ガス関連のエラー・におい・メーター異常 | ガス会社 |
また、給湯器の修理や交換に時間がかかる場合でも、代わりの給湯器を一時的にレンタルできる場合があります。
→ 「お湯が使えない期間をつくらない」ための選択肢です。
4.まとめ
まずは 他の場所の給湯・水の状態・エラー表示 を確認する
原因は、設定・ガス供給・給湯器の不具合・凍結などさまざま
判断が難しいときは 症状から相談先を整理するとスムーズ
給湯器交換までの間は レンタル給湯器 という方法もある
お湯が使えない状況は生活に影響が出やすいものです。落ち着いて状況を整理しながら、無理のない範囲で対処していくことが大切です。



