給湯器の号数(16号・20号・24号)の違いと選び方
- rakuya
- 10月25日
- 読了時間: 2分

給湯器には「16」「20」「24」といった数字が記載されています。これは 「号数」 と呼ばれ、1分間にどれだけのお湯を供給できるかを表す指標です。
号数は家庭の人数や、お湯を使うタイミングによって適したサイズが異なります。この記事では、号数の意味と、日常の使用状況に合わせた選び方、交換時に注意したい点を整理します。
給湯器の号数とは
水温を25℃上昇させた状態で、1分間に供給できるお湯の量を示します。
号数 | お湯の量(1分間) | 使用イメージ |
16号 | 約16L | 一人暮らし・お湯の使用が少なめの家庭 |
20号 | 約20L | 2〜3人世帯の一般的な使用 |
24号 | 約24L | 4人以上の家庭・同時使用が多い環境 |
※ 都市ガス・プロパンガスとも考え方は同じです。
16号・20号・24号の違い
16号
1分間に約16Lのお湯を供給
小規模世帯・単身向け
複数箇所で同時にお湯を使うと不足しやすい
20号
1分間に約20Lを供給
2〜3人の一般的な家庭に最適
風呂+キッチンの同時使用にも比較的対応
24号
1分間に約24Lを供給
4人以上、または同時使用が多い家庭で安心
湯量が安定しやすく、ストレスが少ない

号数選びのポイント
状況 | おすすめ号数 |
1人暮らし | 16号 |
2〜3人家族 | 20号 |
4人以上の家庭 | 24号 |
さらに考慮したい点:
同時使用の有無 → 風呂+台所+洗面をよく同時に使う場合は 24号が安心
設置スペース → 設置場所が狭い場合は 16号 / 20号 のコンパクト型が有効
機能とランニングコスト → 高効率型(エコジョーズ)はガス代の削減に役立ちます
交換時期の目安
給湯器の一般的な寿命は 約10〜15年 です。次の症状がある場合、交換を検討します。
お湯の温度が安定しない
出湯が弱くなった
本体から異音・においがする
号数を上げる場合の注意点
(ガスメーター容量)
号数アップ時は ガスメーターの能力 を確認する必要があります。
給湯器号数 | 必要なメーター容量 |
16号 | 5号以上 |
20号 | 5〜6号 |
24号 | 6号以上が必須 |
メーター能力が不足している場合、供給が遮断されることがあり、メーター交換または配管見直し が必要なケースもあります。
まとめ
号数は お湯をどれだけ同時に使えるか の指標
家庭人数と使用スタイルに合わせて選ぶことが大切
給湯器の寿命は 10〜15年 が目安
号数アップ時は ガスメーター能力 を確認する



